自動入札の例

2つの自動入札が競合する場合

二つの自動入札が入札し合う場合まず二番目に高い入札金額を提示しているチームが最低入札額で入札します。その後システムが両者の入札金額を比較し直ちに両者の競り合いによる最終入札額を決定します。

例: チームAの最大入札額は50,000€で自動入札し、その結果、その時点での最大入札額20,000€となる。その後、チームBが最大入札金額を40,000€で自動入札する。すると、入札履歴は以下の様になります:

チームA - 20,000€
チームB - 21,000€
チームA - 41,000€

ご覧の様に、システム上、両者の入札がチェックされるので、入札を上書きし合う部分は省略され、チームAの入札額がチームBの最大入札額(40,000)を上回る最少金額まで上書きされます。

二チームの自動入札額が同じ金額の場合

二つのチームが同最高額の入札を行った場合には原則として最初に入札したチームが落札します。上記の例でチーム B が最高額 50 000€ の入札をした場合には以下のようになります:

チームA - 20,000€
チームB - 21,000€
チームA - 50,000€

システムは、2つの入札金額を比較し、上書きのし合いを省略し、最大入札額まで入札金額を上げます。最大入札金額が両チームとも同じ金額なので、最初に入札したチームがその金額で入札する事になります。

有効な最大入札と同額の手動入札が有った場合

もし手動入札が既に有効な最大入札と同額でされた場合には最初の (自動入札の) 入札者は入札を失います。これは手動入札の方が自動入札より優先順位が高いためです。入札履歴では以下のようになります:

チームA - 20,000€
チーム B - 50,000€

有効な最大入札額より低い額の手動入札がされ、しかし最大入札額はその額を 2% 以上上回らない場合

ここでもまた入札がせっているときに自動入札に対して先に値段を上げるのは手動入札という原則が適用されます。上記で例で、チーム B が代わりに 49,500€ を入札したとします。チーム A は最大 50,000€ なのでそれを上回る事が出来ません。チーム B が落札し入札は終わります。入札履歴は以下のようになります:

チームA - 20,000€
チーム B - 49,500€