スタッフ
適切なスタッフを雇うことはチームやクラブの発展にとって重要です。スタッフは試合当日にベンチ入りする訳では無いかも知れませんが、一週間選手を助け、クラブの為に務めを果たしています。彼等はヘッドコーチを補助し、監督であるあなたにとってかけがえのない人材です。
スタッフの効果とスキルレベル
スタッフを雇うことによる貢献度は現在のチームの状態に対して固定的なボーナスとして適用されます。このボーナスはいつでも見ることが出来ます。チームの状態は変化するものであり様々な要因に影響を受けます。雇用しているスタッフの最終的な貢献度を正確に予測することは困難です。ただ、あなたが意図した方向に指針が向いていることは確かです。スキルレベルの高いスタッフメンバーはやはり高い上乗せ効果で貢献します。その上乗せ効果は直線的に増加します - 下のレベルよりレベルが上がる毎にその分貢献度が増します。同じ役割で複数のスタッフメンバーがいる場合にはボーナスは合計され、まとめて適用されます。つまり、四人のレベル1のアシスタントコーチは二人のレベル2のアシスタントコーチと同等になります。分かり易いように、雇用済みスタッフ及び採用予定のスタッフの実際のボーナスはスタッフページでいつでも見ることが出来ます。スタッフの役割とボーナスの一覧表はこのセクションの終わりにも掲載しています。
スタッフの人数
スタッフは合計で四人まで雇うことが出来ます。アシスタントコーチは同時に二人までとなります。他のスタッフに関しては取締役会が承認するのは一つの役割につき一人だけです。
採用と解雇
スタッフメンバーを採用する際には16週間までの契約期間を選択しなければなりません。契約期間が長いほど週当たりでの費用が抑えられます。計画が変わりスタッフの枠を空けなければならないなら契約を期限前に破棄することが出来ますが、それまでに節約出来た金額の倍額を支払う必要があり、変更は費用がかさむことになります。また、スタッフメンバーは契約の最初の週と最後の週には解雇出来ません。これ以外にはスタッフの変更に関して制約は有りません。
契約の破棄
契約を破棄する時はその時点までに払わずに済んだ金額の倍額を払う必要があります。例えばレベル3のスタッフと13週間の契約をしていて8週目に破棄したとします。今まで8週間に渡り週給 4 800 US$又は総額で 38 400 US$を払っています。これが8週間の契約だったとすれば週給6 000 US$を8回又は総額 48 000 US$を払っているはずです。払わずに済んだ額は9 600 US$で違約金は19 200 US$となります。
週給
契約の期間 |
レベル 1 |
レベル 2 |
レベル 3 |
レベル 4 |
レベル 5 |
|
1 週間 |
2 115 US$ |
4 230 US$ |
8 460 US$ |
16 920 US$ |
33 840 US$ |
|
2 週間 |
2 055 US$ |
4 110 US$ |
8 220 US$ |
16 440 US$ |
32 880 US$ |
|
3 週間 |
1 890 US$ |
3 780 US$ |
7 560 US$ |
15 120 US$ |
30 240 US$ |
|
4 週間 |
1 770 US$ |
3 540 US$ |
7 080 US$ |
14 160 US$ |
28 320 US$ |
|
5 週間 |
1 710 US$ |
3 420 US$ |
6 840 US$ |
13 680 US$ |
27 360 US$ |
|
6 週間 |
1 650 US$ |
3 300 US$ |
6 600 US$ |
13 200 US$ |
26 400 US$ |
|
7 週間 |
1 575 US$ |
3 150 US$ |
6 300 US$ |
12 600 US$ |
25 200 US$ |
|
8 週間 |
1 500 US$ |
3 000 US$ |
6 000 US$ |
12 000 US$ |
24 000 US$ |
|
9 週間 |
1 440 US$ |
2 880 US$ |
5 760 US$ |
11 520 US$ |
23 040 US$ |
|
10 週間 |
1 380 US$ |
2 760 US$ |
5 520 US$ |
11 040 US$ |
22 080 US$ |
|
11 週間 |
1 320 US$ |
2 640 US$ |
5 280 US$ |
10 560 US$ |
21 120 US$ |
|
12 週間 |
1 260 US$ |
2 520 US$ |
5 040 US$ |
10 080 US$ |
20 160 US$ |
|
13 週間 |
1 200 US$ |
2 400 US$ |
4 800 US$ |
9 600 US$ |
19 200 US$ |
|
14 週間 |
1 140 US$ |
2 280 US$ |
4 560 US$ |
9 120 US$ |
18 240 US$ |
|
15 週間 |
1 080 US$ |
2 160 US$ |
4 320 US$ |
8 640 US$ |
17 280 US$ |
|
16 週間 |
1 020 US$ |
2 040 US$ |
4 080 US$ |
8 160 US$ |
16 320 US$ |
|
スタッフの役割
アシスタントコーチ
アシスタントコーチによるトレーニング速度のボーナスは現行のトレーニング効率に追加されます。アシスタントコーチに多額の費用を費やす前に良いヘッドコーチを持つようにして下さい。しかし優秀なヘッドコーチを持っているなら高いスキルのアシスタントコーチを複数持つことはトレーニング重視のチームにとって良い戦略となるでしょう。
レベル |
トレーニング速度 |
怪我のリスク |
コンディション |
|
ボーナス無し |
40% |
ボーナス無し |
|
+3,5% |
+2,5% |
+0,05 |
|
+7% |
+5% |
+0,1 |
|
+10,5% |
+7,5% |
+0,15 |
|
+14% |
+10% |
+0,2 |
|
+17,5% |
+12,5% |
+0,25 |
効果の詳細
このボーナスはヘッドコーチのコーチング能力、選択したトレーニング強度、選択したスタミナトレーニングの割合によって決まる現行のトレーニング効率に対する乗数として追加されます。例えば、良好なコーチ、トレーニング強度100%、スタミナトレーニングの割合10%で22才の驚異的なミッドフィルダーが得られるトレーニング速度は:
アシスタントコーチ無し: 次のレベルまで8週間
コーチのスキルレベル5: 次のレベルまで7週間
コーチのスキルレベル10: 次のレベルまで6週間。
アシスタントコーチは同時に2人まで雇うことが出来ます。複数のアシスタントコーチがいれば、その合計のスキルレベルは単一のボーナスを生み出します。つまり、レベル4のアシスタントコーチは2人のレベル2のコーチと全く同じ分の貢献をします。
トレーニングの効果と並行して、アシスタントコーチには二つの副次効果があります。コンディションが向上し、怪我のリスクも高まります。
怪我のリスクは試合毎、選手毎ではなくチーム毎の平均の怪我の数で計算されます。基本の値はチームの一試合当たり0.4です。レベル5の医師はこれを0.025に軽減します。アシスタントコーチは試合当たりの怪我のリスクをスキルレベル毎に0.025増加させます。これはレベル5のアシスタントコーチは基本の試合当たりの怪我のリスクを0.525に増加させることを意味します(レベル5の医師がいれば0.15)。レベル5のアシスタントコーチが2人いれば基本の試合当たりの怪我のリスクは0.65となります(レベル5の医師がいれば0.275)。
既に触れたように、プラスの面でアシスタントコーチは選手のバックグラウンドのコンディションを引き上げます。スキルレベルが最大の10であればバックグラウンドのコンディションは0.5レベル引き上げられます。言い換えれば、2人のレベル5のアシスタントコーチはレベル5のフィジカルコーチの半分に相当するということになります。
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医師
医師は選手の全般的な健康管理に責任を持ちます。これは怪我を起こしにくくする予防的な対応と怪我をした選手の治療の両方を行うことを意味します。チームに医師が居れば怪我のリスクを抑え、怪我をした選手の回復に要する時間を減らすことが出来ます。
レベル |
回復速度 |
怪我のリスク |
|
ボーナス無し |
40% |
|
|
+20% |
-7,5% |
|
|
+40% |
-15% |
|
|
+60% |
-22,5% |
|
|
+80% |
-30% |
|
|
+100% |
-37,5% |
|
効果の詳細
チームが試合を行う度に選手が怪我を負うリスクがある程度あります。スタッフに医師を入れておくとチームの基本の怪我のリスクを減らします。レベル5の医師は基本の怪我のリスクを試合当たり0.4から試合当たり0.025に減らします。ただ、アシスタントコーチの雇用など他の要因がリスクを増やすこともあります。
選手が怪我をすると医師は回復速度を早める働きをします。Hattrickでは怪我を回復にかかる時間が何週間かで表されます。日々の更新において選手は少しずつ回復の途を辿り、90%治癒(負傷しながらも出場可能)、そして最終的には100%治癒し怪我の印が無くなります。
グラフは医師の有無によって同程度の怪我から完全に回復するまでどれくらい早くなるのかを表しています。医師がいないときに19才の選手が回復に三週間要するとします。レベル2の医師がいれば約二週間で回復するようになります。レベル5の医師がいればこれは約一週間半まで減らされます。
29才の選手が同程度の怪我をすると医師が居ない場合には六週間程かかります。レベル1の医師はこれを五週間に減らします。レベル5の医師はこれをさらに三週間弱に減らします。
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スポーツ心理士
メンタルゲームは身体的な要素と同じくらい重要です。スポーツ心理士を雇うと勝者の心理を形成するのに役立ちます。このスタッフメンバーはチームの自信を維持し、また、チームの選手全体の士気を高める役割を果たします。
レベル |
チームの士気 |
自信 |
|
ボーナス無し |
ボーナス無し |
|
|
+0,1 |
+0,2 |
|
|
+0,2 |
+0,4 |
|
|
+0,3 |
+0,6 |
|
|
+0,4 |
+0,8 |
|
|
+0,5 |
+1 |
|
効果の詳細
チームの士気はそれ以前の試合のチームの態度に左右されます。試合が終了すると使用されたチームの姿勢によってチームの士気はすぐさま上昇したり下降したりします。しかし日々の更新の際にチームの士気は元に戻って行くため、高ければ少しずつ下がり、低ければ少しずつ回復して行きます。スポーツ心理士はチームの士気が自然に向かって行く基準となる値を上げる事によりこの作用を改善することが出来ます。基準値が高ければ高い士気の値はゆっくりと下がり低い値は早く上がるようになります。ボーナスとして受けられるのは雇用されたスキルレベル毎に十分の一レベルです。これはレベル5のスポーツ心理士はチームの士気の基準値を半レベル増やす事を意味します。
チームの自信もスポーツ心理士によって良くなります。自信はそもそも試合の結果と獲得したゴール数によって変わります。しかしスポーツ心理士は自信に対してもボーナスを追加します。このボーナスはレベル5のスポーツ心理士であれば一レベル分丸ごと、雇用されたスキルレベル毎に五分の一レベルの自信となります。
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選手のパフォーマンスは技術的なスキルや身体的なスタミナだけによるものではありません。選手はコンディションが上がったり下がったりしますし、精神的なものに限らず様々な要素の影響を受けます。
フィジカルコーチは選手の身体的能力を最大限に生かすことが専門です。試合に向けて選手のコンディションを整えて準備します。フィジカルコーチの効果は直ちには表れませんし、永遠に続くものでもありません - それでもチームの状況によっては良い対策になります。
レベル |
コンディション |
|
|
ボーナス無し |
|
|
|
+0,2 |
|
|
|
+0,4 |
|
|
|
+0,6 |
|
|
|
+0,8 |
|
|
|
+1 |
|
|
効果の詳細
選手のコンディションはその選手が実力を最大限発揮することがどれくらい出来るのかを表す指標です。あなたに見える値は現在のコンディションで、これが試合の中で使われます。しかしながら、コンディションには常に流れが有り、この流れが向かっている値がバックグラウンドコンディションです。フィジカルコーチを雇うことによってバックグラウンドコンディションの更新時にボーナスを受けるようになります。バックグラウンドコンディションが再計算される時(これは平均的には隔週で起きます)はいつもフィジカルコーチのスキルレベル毎に0.2レベル上昇します。これはレベル5のフィジカルコーチは選手が更新を受けた時にバックグラウンドコンディションのレベルを一段丸ごと上げる事を意味します。バックグラウンドコンディションが下降することは有りますが、長期に渡る平均が高くなります。
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財務部長
財務部長は監督の経済的自由度を増し、特に資金が豊富なクラブには役に立つでしょう。
(新規ユーザーは財務部長を検討する必要は無いでしょう。)
通常では取締役会は現金の内、給料、移籍費用、スタジアム改築費用などの経費に対して使用出来る金額に制限をかけます。この運転資本を超える資産については将来のクラブの安定を図るため取締役会が保管します。必要に応じて取締役会は保管している資金を運転資本に還元しますが一定の割合で行います。余剰運転資本は週毎に総現金の 2% の割合で保管に移されます。
財務部長を雇うことによって取締役会はより大きな運転資本とより早い保管金からの戻し入れを許容するようになります。これにより、監督はそうでない時に取締役会が同意したであろう水準より積極的な投資が行えるようになります。財務部長を置くことは、数シーズンに渡り資金を貯めてきていてカップ戦やリーグのタイトルを狙って集中投下しようとするチームには必要かも知れません。
レベル |
資金上限 |
戻入額/週 |
|
15 000 000 US$ |
50 000 US$ |
|
|
17 000 000 US$ |
100 000 US$ |
|
|
19 000 000 US$ |
200 000 US$ |
|
|
21 000 000 US$ |
300 000 US$ |
|
|
23 000 000 US$ |
400 000 US$ |
|
|
25 000 000 US$ |
500 000 US$ |
|
例: チームタイクーンは40 000 000 US$の資金を累積しました。財務部長がいなければ取締役会は監督に15 000 000 US$までしか使う事を許しません。監督が2 000 000 US$使用するとその後の残高は13 000 000 US$となります。取締役会はまた投資資金を監督が使えるようにしますが、それは週毎に50 000 US$という遅い速度です。
そこでチームタイクーンはレベル3の財務部長を雇います。取締役会は現金が責任を持って扱われる事により信頼を置きます。許された運転資本は21 000 000 US$に増え、 週次の解放率も300 000 US$に跳ね上がります。クラブの運転資本が21 000 000 US$以下である限りは300 000 US$が毎週自動的に取締役会により保管から移されます。現金が選手の売却などにより21 000 000 US$より多くなると逆に総現金の2%の割合で毎週保管に移され始めます。
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戦術アシスタント
戦術アシスタントを採用するとチームの戦術の変更やより多くの起用法により柔軟性が向上します。戦術アシスタントはこれからの試合に影響を与えるため、その効果は短期的な決定となります。クラブが必要とする場合は採用しましょう。
レベル |
追加の交代/指示 |
試合スタイルの柔軟性 |
|
ボーナス無し |
ボーナス無し |
|
|
+1 |
+20pp |
|
|
+2 |
+40pp |
|
|
+3 |
+60pp |
|
|
+4 |
+80pp |
|
|
+5 |
+100pp |
|
効果の詳細
試合中の指示(交代、行動やポジションの入れ替え)が試合につき最大五個ではなく、戦術アシスタントのレベル毎に指示が一個追加され、レベル5の戦術アシスタントであれば最大十個となります。戦術アシスタントがいても試合毎に交代は三人までの制限は変わらないことに注意して下さい。
試合のスタイルは100%守備的(守備重視のコーチの既定値)から100%攻撃的(攻撃重視のコーチの既定値)の範囲となり、バランス重視は中間となります。 試合指示のインターフェースから試合毎に設定することが出来て、コーチの試合のスタイルに対して戦術アシスタントのレベル毎に20パーセントの柔軟性を得ることが出来ます。
例えば、守備重視のコーチとレベル5の戦術アシスタントがいれば、試合のスタイルを100%守備的から中間の間で選ぶことが出来ます。 攻撃重視でも守備重視でもないコーチとレベル5の戦術アシスタントが居る場合は中間点から守備重視(50%)と攻撃重視(50%)の両方に変えることが出来ます。
戦術アシスタントは試合の時に雇用されていなければなりません。試合指示の時には戦術アシスタントがいても解雇したり更新せずに契約が切れたりすれば追加の指示は実行されず試合のスタイルは現在のコーチの本来のスタイルで行われます。