カップ戦システム

Hattrickのカップ戦に出場することは全ての監督にとってワクワクする挑戦であり、選手に経験を積ませ大きな資金を得るための良い方法でもあります。Hattrickのカップ戦は全てのレベルのチームにとって意義のある経験が出来るよう設計されています。また、どのチームも各シーズンに最低三回は試合が出来るよう設計されています。

ディビジョン6以上のチームはナショナルカップに出場します。ナショナルカップで早い段階で敗退したチームは下の階層のカップ戦に組み入れられます。 あなたのリーグに6ディビジョン以上あるなら、それより下のディビジョンではディビジョンカップが行われます。これらのディビジョン(ディビジョン7以下)のチームはナショナルカップではなく所属するディビジョンのディビジョンカップに出場します。

あなたのチームがディビジョンカップの早い段階で敗退した場合は、ナショナルカップと同様に、下の階層のカップに組み入れられます。

カップ戦スケジュール

カップ戦は常に週半ばに行われます。ナショナルカップとディビジョンカップの最初の試合はそのシーズンのリーグの最初の試合の数日前に行われます。チャレンジャーカップはナショナルカップやディビジョンカップで敗退したチームにより行われますので一週間遅れで始まります。チャレンジャーカップはそれぞれのナショナルカップとディビジョンカップの下で別々に行われます。 あなたが最初に出場するカップ戦と対戦相手は一週間前に決定されます。次のラウンドで出場するカップ戦と対戦相手はそのラウンドの試合が全て終了するとすぐに決定されます。

カップ戦開催地

主なルールは、カップ戦に残っている最も強いチームが、カップ戦に残っている最も弱いチームとアウェイで対戦するということです。これを決定するために、後で説明するカップランキングを使用します。

カップ戦の最後の六ラウンドでは、すべての試合が中立地で行われるため、ランキングはホームまたはアウェイのアドバンテージに影響しなくなります。

カップ戦の組み合わせ

カップ戦の対戦相手はどのように決まるのですか?

カップ戦の第1ラウンドでは、常に最高ランクのチームが最低ランクのチームとアウェーで対戦します。

第1ラウンドがキックオフされる前に、第2ラウンドの抽選が行われます。この抽選では、すべての上位チームが1回戦から勝ち進むことが前提となっています。

下位チームが1回戦で勝利した場合、2回戦の対戦相手の場所を引き継ぐことになります。このため、そのラウンドでは他のラウンドよりも簡単な対戦相手を得ることができます。
しかし、このアドバンテージは長続きしません。第2ラウンドが始まる前に、第3ラウンドの組み合わせ抽選が行われます。ここでも、残っている上位ランクのチームはすべて、残っている下位ランクのチームと対戦します。

このシステムの利点は、どのカップ戦でも、残っているすべてのチームが次のラウンドに進んだ場合にどうなるかがわかることです。常に次の試合があり、その勝者は次のラウンドであなたの試合の勝者と対戦します。

Hattrickのカップ戦の抽選がどのように行われるのか、その一例を紹介しよう:

1. 1回戦は以下の16チームが対戦する:

1回戦

TeamRank16-TeamRank1
TeamRank15-TeamRank2
TeamRank14-TeamRank3
TeamRank13-TeamRank4
TeamRank12-TeamRank5
TeamRank11-TeamRank6
TeamRank10-TeamRank7
TeamRank9-TeamRank8

1回戦開始前に発表された2回戦の対戦カードは以下の通り:

TeamRank8-TeamRank1
TeamRank7-TeamRank2
TeamRank6-TeamRank3
TeamRank5-TeamRank4

しかし、2試合は下馬評に反してTeam16とTeam14が勝利を収めた。このため、2回戦の実際の対戦カードは以下のようになる:

TeamRank8-TeamRank16
TeamRank7-TeamRank2
TeamRank6-TeamRank14
TeamRank5-TeamRank4.

今、3回戦の抽選が行われるとき、システムは再び上位チームが勝つと仮定し、このような抽選を行う:

TeamRank8-TeamRank2
TeamRank6-TeamRank4

チーム16が再び勝利した場合、チーム8のシートを獲得する。
チーム14が再び勝利した場合、チーム6のシートを獲得する。

カップランキング

カップのランキングは、カップの抽選を行う際に使用されます。このランキングは固定ランキングであり、カップ戦が始まると変更されることはありません。ランキングの最初の要素は、そのチームが現在のシーズンにどのディビジョンでプレーしているかです。その後、チームはこれらのディビジョングループ内で以下のようにランク付けされます:

1. 降格してきたアクティブ チーム
2. 昇格も降格もしないアクティブ チーム
3. 自力昇格してきたチーム
4. 「フリー」で昇格してきたチーム(降格したボット チームの替わり)
5. 空席がある場合はボット

上記のそれぞれのグループ内のチームは、昨シーズンの終了時のランキングによって順位が決まります。このランキングはカップ戦の続く間そのままです。

セカンダリーカップに後から参加する場合

チャレンジャーカップとコンソレーションカップでは、エントリー時期もシードに考慮されます。早く参加したチームは、後から参加したチームよりも高いシードが保証されます。各チームのカップランキングは依然として意味がありますが、同じ日にエントリーしたチームがどの順番でシードされるかを決めるためだけです。

たとえば、あなたのチームがナショナルカップで5回戦か6回戦まで勝ち残り、敗退するような場合です。カップ戦の旅が下位のチャレンジャー・カップで続くと、先に参加したチームよりも常に下位のシードとなります。第1ラウンドに参加したチームの中で最もランクの高いチームは、最近参加したチームの中で最もランクの低いチームと対戦することになります。

各種カップとそのフォーマット

全てのリーグで最も重要なカップ戦はナショナルカップです。これはディビジョン6以上で人間の監督のいるチーム全てに開かれています。本当に最高のチームにしかナショナルカップで優勝するチャンスは有りませんが、上位まで勝ち抜いたチームには報償が有ります。

しかしながら、ナショナルカップで早期敗退した場合でももう一度チャンスが有ります。ナショナルカップの六回戦までに敗退した場合には三つ有るナショナルチャレンジャーカップのいずれかに再度配置されます。チャレンジャーカップへの参加はクラブにとって魅力が有りますが、報償はナショナルカップよりはるかに下がります。出来るならばナショナルカップに留まる方が得るものは大きいです。

三つのチャレンジャーカップは元々エメラルド、ルビー、サファイヤと呼ばれています。エメラルドカップはナショナルカップの一回戦と六回戦で敗退したチームが組み入れられます。二回戦と五回戦で敗退したチームはルビーカップに回ります。三回戦と四回戦で敗退したチームはサファイヤカップに回ります。三つのカップ戦はナショナルカップも合わせて並行して進行し、それぞれで優勝チームがあります。チャレンジャーカップはリーグによっては別の名前がついている場合があります。

エメラルドチャレンジャーカップの一回戦とルビーチャレンジャーカップの一回戦で敗退したチームはコンソレーションカップに配置されます。このカップ戦は賞金やその他のおまけは有りませんが優勝すればトロフィーは貰えます。

ディビジョンか六つ以上有るリーグではディビジョン7以下にディビジョンカップが開催されます。ディビジョンカップは同様の形式で一つのメインカップ、エメラルド、ルビー、サファイヤの三つのチャレンジャーカップ、一つのコンソレーションカップで構成されます。違う点は賞金の額が低いことです。

カップ戦の規模は出場資格が有り人間の監督がいるチームの数によって決まります。対象である人間のチームが全て入り、かつ最小限の大きさが選ばれます。人間のチームが入った後、残りはボットチームで埋められます。

1. 出場資格が有り人間の監督のいるチームが数えられます
2. 人間の監督がいる全てのチームが収まる一番小さなサイズが選ばれます
3. カップ戦に人間のチームが配置されます
4. 次に通常のボットチームが配置されます
5. それでも足りなければカップ戦のみのボットチームが作られます


ナショナルカップ チャレンジャーカップ
(エメラルド)
チャレンジャーカップ
(ルビー)
チャレンジャーカップ
(サファイヤ)
コンソレーションカップ
チーム数 チーム数 チーム数 チーム数 チーム数
1 16384
2 8192 8192
3 4096 4096 4096 4096
4 2048 2048 2048 2048 4096
5 1024 1024 1024 2048 2048
6 512 512 1024 1024 1024
7 256 512 512 512 512
8 128 256 256 256 256
9 64 128 128 128 128
10 32 64 64 64 64
11 16 32 32 32 32
12 8 16 16 16 16
13 4 8 8 8 8
14 2 4 4 4 4
15 - 2 2 2 2
16 - - - - -
  • ナショナルカップの一回戦と六回戦で敗退したチームはエメラルドチャレンジャーカップに回ります。
  • ナショナルカップの二回戦と五回戦で敗退したチームはルビーチャレンジャーカップに回ります。
  • ナショナルカップの三回戦と四回戦で敗退したチームはサファイヤチャレンジャーカップに回ります。
  • エメラルドチャレンジャーカップの一回戦とルビーチャレンジャーカップ一回戦で敗退したチームがコンソレーションカップに回ります。

チームの効果

カップ戦への戦略を検討することも重要です。カップ戦で勝ち残ればそれだけ公式戦の数が増え、リーグ戦に備えて自信やチームの士気を高める機会を得られます。カップ戦はまた選手により多くの経験を与え、より大きなチケットの売り上げは長くカップ戦を戦い続ける上での価値となるでしょう。しかしながら、全てのカップ戦が同じようにチームに影響を与えるわけではありません。

警告と怪我は全てのカップ戦で完全な効果があります。カップ戦で警告を受ければ次のリーグ戦の試合に出られないかも知れません。

チームの士気、自信、ファンの機嫌: ナショナルカップとディビジョンカップのみがこれらに対して影響を与えます。他のカップ戦は将来的なチームの士気、自信、ファンの機嫌に対して親善試合と同様に扱われます。

経験: ナショナルカップとディビジョンカップはリーグ戦の試合の倍の効果を選手に与えます。チャレンジャーとコンソレーションカップはリーグ戦の半分の効果を選手に与えます。

カップ戦の収入

チケットの売り上げはカップ戦で良い成績を上げることにより得られる重要なメリットです。カップ戦を長く勝ち進むにつれ観客が増えるため収入も増えます。ナショナルカップとディビジョンカップはチャレンジャーカップやコンソレーションカップより観客にとって遥かに魅力的です。ナショナルカップとディビジョンカップが(少なくとも後半のラウンドでは)リーグ戦の試合と同程度の観客動員が見込めるのに対して、他のカップ戦では親善試合並みの観客動員となります。 ナショナルチャレンジャーカップではその試合を行う両チームが国際親善試合を行う場合の三倍の観客動員が見込めます。ナショナルコンソレーションカップでは両チームが国際親善試合を行う場合の倍の観客動員が見込めます。ディビジョンチャレンジャーカップでは両チームが国際親善試合を行う場合の倍の観客動員が見込めます。ディビジョンコンソレーションカップでは両チームが国際親善試合を行う場合の五割増しの観客動員が見込めます。

ホーム側は入場料収入の 67% を貰い、アウェイ側は 33% を貰います。上位六回戦では収入配分は半分ずつになります。一般的にファンはカップ戦の最初の数回戦にはあまり興味を持ちませんが、大会が進むにつれ興味が増して行きます。また、下位ディビジョンのファンは高いディビジョンのチームとの試合を見たいと考えますが、逆に高いディビジョンのチームのファンは下位との試合にあまり関心を持ちません。各カップ戦の上位進出チームは以下の表に示されている通りの賞金を貰えます。カップ戦では得点王に対する賞金はありません。

ナショナルカップ

順位 ナショナルカップ チャレンジャーカップ コンソレーションカップ
優勝 1 500 000 US$ 300 000 US$ -
準優勝 1 000 000 US$ 150 000 US$ -
準決勝進出 750 000 US$ 100 000 US$ -
準々決勝進出 500 000 US$ 50 000 US$ -
ベスト16進出 250 000 US$ 25 000 US$ -
ベスト32進出 200 000 US$ - -
ベスト64進出 180 000 US$ - -
ベスト128進出 160 000 US$ - -
ベスト256進出 140 000 US$ - -
ベスト512進出 120 000 US$ - -
順位 ディビジョンカップ チャレンジャーカップ コンソレーションカップ
優勝 300 000 US$ 150 000 US$ -
準優勝 150 000 US$ 100 000 US$ -
準決勝進出 100 000 US$ 50 000 US$ -
準々決勝進出 50 000 US$ 25 000 US$ -
ベスト16進出 25 000 US$ - -
 
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